フロッグ

フロッグ

その街で、ある日10歳と9歳の少年が失踪する。現場には、以前世間を騒がせた<連続少年誘拐殺人事件>の時と同じ緑色のナイフが残されていた。しかし、既に当時の犯人は逮捕されており、捜査は難航する。一方、事件を担当するハーパー刑事の自宅でも、次々に不可解な出来事が起こり始める。ひとりでに閉まる扉。誰も触っていないはずのテレビは、突然事件のニュースを流し始める。この街に、この家に一体何が潜んでいるのか。

 

感想

フロッギングとは、他人の家に入りこんで、家人に気づかれないように過ごすことらしい。フッロッギングってそういう意味だったのか、と気づかされた。部屋数が多く、屋根裏部屋や地下室がある外国の家だから、できること。日本の狭い家じゃ、とうてい無理だろうね。象徴的に、フロッギングをしている少年がカエルのマスクをかぶって出てくる。この少年とは関係なく、以外な人物(家の主人でしかも刑事)が犯人だった。結構面白かった。