RUN/ラン

RUN/ラン

ある郊外の一軒家で暮らすクロエ (キーラ・アレン) は、生まれつき慢性の病気を患い、車椅子生活を余儀なくされている。しかし地元の大学への進学を望み自立しようとしていた。そんなある日、進学の夢も後押ししてくれている母親ダイアンに不信感を抱き始める。ダイアンが新しい薬と称して差し出す緑色のカプセル。クロエの懸命な調査により、それは決して人間が服用してはならない薬だったのだ。クロエは母親から逃げようとするが、その行く手には想像を絶する試練と新たな衝撃の真実が待ち受けていた…

 

感想

この母親は、クロエという娘を誘拐してきて、病気や障害者になるように薬を飲ませたということなのか? 何のために? 大きくなって逃げられなくするためだったのか? 歩けないように車椅子生活者にさせておけば、ずっと自分と家にいてくれると思ったのか? とんでもない自分勝手、エゴイストだと思う。それにしても、クロエの執念はすごかった。足が動かなくても、何とかして秘密を暴きだして、最後には立って少し歩けるようになるとは…。人間の可能性は無限大。強い意思を持つことで、秘められた力が出てきたんだと思う。