ネイバー・イン・ザ・ウィンドウ

ネイバー・イン・ザ・ウィンドウ

明るく社交的なカレンは夫の転勤でシアトル郊外の一軒家に移り住む。隣人たちに温かく迎えられ、優しく協力的な夫と幼稚園に通う息子との新しい生活をスタートさせるが、ある日窓からの隣人の視線に気がつく。身の回りで不穏な出来事が起こり始め、少しずつカレンの生活は破綻していく。

 

感想

お決まりのストーカー系サスペンス。主人公のカレンが、何かにつけて隣人にマネをされ、最後には車にぶつかってきて「ひき殺されそうになった」とまで言われてします。この映画で救いなのは、カレンのご主人が優しく、いつもカレンの味方でいてくれること。それだけは安心できた。最後に裁判になるが、結局カレンたちの勝訴で終わって、スッキリした。

 

参考

bad
見苦しい

sad
惨めだよ

we are ready
我々の出番だ

she said she said the situation
水掛け論

That's true
言えてる

私が既婚者と寝て学んだ事

私が既婚者と寝て学んだ事

大学教員として生物学を教えており、半年前に圭介と離婚したばかり。夫婦間のすれ違いを生んだセックスと愛の関係をより深く知るために、マッチングアプリで見知らぬ男性とその場限りの関係を結んでいく。

 

感想

わざと既婚者を選んで不倫する、とか複雑なドラマかと思いきや、そうでもなかった。榮倉奈々さんのスレンダーなスタイルに見とれてしまう。

 

表現

何があっても魂が通い合える橋が欲しい

それなりに

やり過ごす

原因はそれぞれだ

素直になれば乗り越えられる

息子の授乳、そしていくつかの不満

息子の授乳、そしていくつかの不満

環境問題を取り扱うNPO法人で働くキャリアウーマン。パートナーの彩と2人の子供を育てており、仕事と子育ての両立に奮闘する忙しい日々を送っている。

 

感想

性的な関係のない女性同士のパートナー関係なんて、ほんとに今時。いろいろな形のカップルやパートナー関係があるんだと知らされた。仕事と子育てを両立するなんて至難の業。特に、古い体質がいまでに残っている日本の企業体質では、女性ばかりが苦労する。少しは改善しているのだろうか?

それから、子育てなんて思い通りにならないもの。こだわりを捨てて妥協して、ある程度は受け入れてて許すことも大切。

 

表現

とことんへこんだ

こだわりを捨てる

フェイクマザー

フェイクマザー

体外受精で双子の子どもを授かり、高級住宅地で幸せに暮らす一家。ある日、妻が暴走してきた車に轢き逃げされる。重傷を負った妻の在宅看護を申し出たのは、入院中、担当してくれた親切な看護師だった。だが、その優しい笑顔とは裏腹に、彼女の家族を奪う計画が綿密に立てられていた。

 

感想

先日観た、キリングビューティーと同じスタイルの映画。恐ろしい狂気を持った女性の話。でも、こちらは、自分の卵子を提供した女性を探し出して、その家族を奪おうとする話。この女性の気持ちもある意味わからないでもない。何気ない会話の翻訳が参考になった。簡単な英語で表現している文こそ、どのように翻訳するかが難しい。

 

参考

会話もままならない

 

Officially outstanding

すごくおいしい

 

You are so bossy

偉そうね

 

I don’t know maybe

どうかな

 

I am sorry

悪気はない

 

Just let me know

声をかけてね

 

Move om

立ち直る

 

Damme it

何なの

 

What’s going on

どうしよう

 

Keep quiet

口封じ

チャイルドブライド 売られる子供たち

チャイルドブライド 売られる子供たち

 

児童婚の実態を描いたドキュメンタリー。米国では多くの女性たちが子供の頃養子に出されて、そのまま結婚させられたり、少女の頃に30歳くらいの男性と結婚させられたりしている。18歳以下であるという理由で離婚も認められなかったり、シェルターにも入れない。そんな問題を解決し児童婚をした女性たちが自らの体験を訴えて、18歳以下の結婚を禁止する法律が制定されるよう奮闘している。

 

感想

先進国であるアメリカで、こんな人権侵害ともいえる時代遅れのことが横行していたとは驚きだ。実際に児童婚をさせら女性たちがたくさんいて、今でも州によっては法律の抜け穴となって離婚できないでいる。早急に州法が改正されて、苦しんでいる女性たちが救われることを願うばかりだ。

 

参考

something not right
何かがおかしい

upset
気まずい

stuck
八方塞がり

pour out of my mouth
口から言葉があふれ出てきた

watch out
覚悟して

キリングビューティー

キリングビューティー

LAで美容サロンを経営するアヤ。ある日、店の前ですれ違った少女が数時間も同じ場所にいることが気になり声をかける。タリンと名乗る少女は、遠距離恋愛をしていた彼氏を驚かすつもりでNYから仕事を辞めてやって来るも、連絡がつかないと言う。不憫に思ったアヤは、彼女を食事に誘うが。

 

かわいい顔して実はストーカー、というパターン。でも、字幕翻訳の参考になる表現が結構あった。でも、まだタリンは捕まってないよね~。タリンは案の定、逃げのびて、次のターゲットを見つけた。

 

参考

それっきり戻らなかった

Never back

 

So fast

一瞬

 

Impressive

さすがだわ

 

Heart break

つれない

 

Get match

意気投合

 

Disappear

姿をくらます

 

Right now too late

一刻も早く

 

Crazy

どうかしてる

正気じゃない

 

いずれにしても

 

You don’t have to do that

余計なことをして

 

Take years

悠長なことを言ってたら

 

Get in trouble

巻き込む

 

You really don’t have to do that

こんなこといいのに

 

None of my business

余計なお世話だけど

 

I tell you what

こうしましょう

クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代

クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代

 

クリムト展」「ウィーン・モダン展」-日本でも圧倒的な人気を誇る画家グスタフ・クリムトにまつわる大規模展が都内で同時開催!空前の“クリムト・ブーム”が吹き荒れるメモリアルイヤーに相応しい、注目の美術ドキュメンタリーがついに上陸!クリムトの代表作「接吻」「ユディトⅠ」やシーレの「死と乙女」など豊富な映像資料を元に、19世紀末に花開いたサロン文化と、彼らの作品の魅力をひも解く。日本語ナレーションは若手実力派俳優の柄本佑が担当!やわらかな語り口が、革新的な芸術が生まれた世紀末ウィーンへと導く。

 

絵を見て一瞬で好きになったエゴン・シーレ。線自体は細いのに、力強さが感じられる。美しい芸術というより、色使いやタッチには、悲しみ、憎しみなどの人間臭さが感じられる。そんなダークな面に惹かれたのかもしれない。

 

シーレとは対照的に、クリムトの絵はきらびやかでカラフルで、描かれている女性なども美しい女性ばかりだ。